デフレティック・センセーション
わたくし30余年あまり生きてこれたのは、ひとえに
うまい棒1本=¥10
という、類いまれなる、何にも変えがたい安定感に支えられてきたと言っても決して過言ではないと思うのですね。思うのですよ。
変わってゆくもの、そして変わらないもの。両方あっていいではないですか。
しかし、どうしたことでしょう。。。ゲホッ
この、、、掟破りな9円は。。
嗚呼、もう何を信じて生きていけばよいのか分かりませぬ。。 グフッ
神はいるぞ!
帰宅途中、総合スーパーであるところのマルエツに立ち寄ったわけだ。
まずは中に入っている本屋を冷やかしたあと、地下食料品売り場に降りた。いつものルート、いつもの買い物。ここまでは極めて普通の日常である。
そう、ここまでは。。。
フロア奥の総菜コーナーで足を止めた私は弁当類を眺め、20%引きシールが貼られた天丼をカゴに入れた。たまには天丼なるものを食すのも一興。さて、天丼をカゴに入れたはいいが、天丼よりも私の食欲をそそるブツはないかなとそぞろ眺めていた。
その時。
私を呼び止める者 あり。
「あ! お兄さん、ちょおっと待ってね!」
値引きシール貼りのパートさんだ!(いや社員かもしれないけど)
言うなり、わたしのカゴの中の天丼に手をかけた!なにをする!
「半額シール貼りますんでね〜 今日は天気悪いから早めに見切れとの指示でね〜」
な!? 。。。???
お、俺もなにが起きたのか一瞬分からなかった。
ただ起こった事実をありのままに話すならば、
”カゴの中に入れた商品がさらに安くなったッッッ!”
ふつう、カゴの中に商品を入れたということは、仮確定であり、もし気が変わって売り場に戻すとしても、また入れた時に値段が下がることはない。
「ちょっとコレにも貼ってえやあ〜」と自ら懇願するいうのは例外的に関西地区で見受けられるケース!
もう一度言おう。
”カゴの中に入れた商品がさらに安くなったッッッ!”
俺は、神の存在を確信した。
もしもし、あたしがむちゃん
5月申日
RRR RRR
がむ「はい もしもし」
営業「がむさんのお宅でよろしいですか? こんばんわ!ワタクシ○○のXXと申しまして、え〜、このほど! なんと!リーマンショック対応型 の!金融危機対応型 の! 物件を売り出すことになりまして!」
がむ「。。。? どういうこと?資産価値が下がったら、担保してくれるノ?一定額は保証してくれるとか?」
営業「あ、、エト、そういうわけではなくてでして」
がむ「。。。??? リーマンショックて エト、既に起きたことを前提に話してるノ? これから起きる事についてでなくて? 現況での話?」
営業「はっ! そのとうりでございます!」
がむ「対応型 なんて言葉使うと、みんな誤解しちゃいますよ?その売り文句はやめたほうがいいと思うなあ。。。」
営業「ははっ! そうかもしれませんね。。 再考いたします!」
がむ「うん、がんばってね。」
ガチャ
ーーーーー切ーーりーーとーーりーーーーー
5月寅日
RRR RRR
がむ「はい もしもし」
営業「がむさんのお宅でよろしいですか? こんばんわ!ワタクシ△△の□□と申しまして、日中伺ったんでが、お留守のようだったみたいで!日中はお仕事ですか?」
がむ「(イラッ)日中はおしごとです。」
営業「エ、今回はじゅうかつのことでお電話させていただきまして!ご都合の良い時間に伺いたいんですが!」
がむ「ハ?じゅ?もう一度お願いします。じゅ?じゅうかつ?」
営業「え? じゅうかつですよ?じゅうかつ」
がむ「。。???。。。ああ、、ひょっとして住宅活動 略して住活ですか??? また新しい言葉作っちゃったんですか」
営業「あれ?ホラ、就活 婚活」
がむ「はあ、、わたし いま住活してないんで。」
営業「え??? いやしてないとかではなくてですね、住み替えのご相談であるとか、老後のホームプランとかo8&yne$vmt:sgthYJ<46
がむ「いまこの瞬間を大事に生きているんです。極力明日の事は考えないように。 じゃ、ごめんください。」
ガチャ
営業電話でヒマつぶし!