そして宇宙へ

春の陽気に誘われて、山梨のじいちゃんばあちゃんの家に行ってきましたよ。(今は空き家ですが。)冬の間、バイクをまったく動かしていなかったので”バッテリー上がり→交換”の上で。バイク屋のお兄さんに、
「これだけは約束して下さい。暖かくなってきたので頻繁に乗るようにして下さい。(真剣なまなざし)」
とまで言われたヘッポコぶりだ。ごめんなさい。乗ります。


久々の高速運転にチカレタ〜と、着いたおうちの前で写真をパチリ。








翌日、その近辺-千代田湖〜昇仙峡をウロウロしようと元気よく飛び出す。
だが、そこで思いもよらないオソロシイ出来事が私を待っている事は、まだこの時点では知るよしもないのであった。。


千代田湖のほとりのさびれた民宿のベランダでは、真っ白でふわふわな二匹のワンコを発見。撫でようと近づこうとすると、離れた所にいた民宿の方に、
「・・・何か御用ですか!?」
と、さも不審者を問いつめるかのような口調で投げかけられる。
「いや、アノ、犬、、触ってもいいですか?」
「噛まれないようにね〜」
ホッ。しかし、噛むのか?そんな風には見えないが。。
かくして私が近づいても特段警戒するそぶりも見せない二匹は、触り放題撫で放題、もみ放題に抱きしめ放題だ!つうかシッポ振って立ち上がっちゃったよ!うわ〜ムツゴローさん状態だー よお〜しよしよしよし!
ここでカメラマンがシャッターチャンスとばかりにカメラを向けると、遠くのそのカメラに二匹ともサッとカメラ目線を向けるではないか!しかもしばらくジッとしてやがる!どうもカメラ慣れしてるゾ。。生意気かわいいぜ。。









フワフワのお犬様に癒されたあと、昇仙峡に立ち寄った私は、そのキレイな風景をバックにまた記念撮影。


その時。。乗ってきたんです。頭に。どこからともなく。ペットボトルが。500mlのやつ。
そう、ペットボトル星人にワタクシの身体は乗っ取られてしまったのです!


だんだん意識が遠のく中、身体はフワフワと空中へ・・・・


そして気がついてみると、なんだかやけにプラスチックチックしている世界が。
ペットボトルが歩いてる!
そう、私が連れてこられたのは、世にも恐ろしい、ペットボトルが人間を支配するペットボトル星なのでした。。。











※この写真を最後に彼の姿を見たものはいないと言う