こばなし

gamu_kanderu2005-07-15

とあるカップルのピロートーク(中野在住)


「ねえねえ、スターウォーズ見に行こうよう」
「あーゴメン、俺先行ロードショーで見ちゃった。チケット1枚しかとれなかったからさあ」
「チエー で、どうだった?」
「いやもうスゴかったよ。これを見なければ死ねないぞ」
「ふうん。 副題ってなんだっけ?なんとかの復讐?」
「アレだよ、スシの復、、、」
「プ だっせ。寿司が復讐してどうすんだよ」
「ば、ばか!寿司の復讐だよ!合ってるよ!」
「へえー 邦画?」
「洋画だっちゅーに」
「寿司なのに?」
「だからー、日本で単身修行するアメリカ人の寿司職人の物語だよ」
「師匠のもとで?」
「もちろん。寿司の世界で師匠とされるのは、 (ジェダイ、、ジョダイ、、ジョウダイ、、上代) 上代って言われてるのさ」
「ほー。そうなんだ。それは初耳だね」
「でな、主人公のアナゴマキン=スシウォーカーが、始めはその卓越した握りのセンスの潜在能力を師匠の上代帯巻ケ能日に認められて、厳しい訓練を受けるのな。んでメキメキと頭角を表したアナゴマキンは、先輩弟子よりも先に店の握りをまかされたのな。それを心良く思わなかった先輩たちは、アナゴマキンの厨房でこっそりワサビを抹茶にすり替えたり、海苔を湿気させたり、割烹着の背中に油性ペンで”しょせんガイジンなのでそれなりです”って書いたりな、とにかくムゴたらしい嫌がらせを繰り返したのさ。ある日それに気づいたアナゴマキンは激高したさ。そしてその憎しみの対象が段々と日本そのものへと変わっていったのな。そして決意するんだ。故郷のカリフォルニアに戻って独立してやる!ってな。そして寿司の暗黒面へと堕ちていった彼は、ダース=アメリカは日本で米と書くとです=米だあと改名して、異端とされるアボガトロ巻きやアスパラ巻き、ビーフジャーキー握りなどを次々と開発していったのな。んで、これが結構ウケて、彼の店です寿たあは2号店まで出店する勢い。そしてついには日本へ逆輸入される始末。それに危機感を覚えた帯巻ケ能日は、奴と寿司対決で決着をつけるために単身渡米するんだけども、そこに待ち受けていたのは


「もう寝る」